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(。・ω・。)

一人っ子はさみしいのか?に、一人っ子の私が答えてみる

私の世代では一人っ子は珍しかった。

そのせいか、一人っ子の私は「さみしいでしょ?」と子供のころたまに言われた。

それで実際一人っ子は寂しいか?と訊かれたら、それが全くさみしくなかった。

私だけなのかなと思ったけれど、でも私以外の人でも身近には、さみしかったという声は聞いたことがない。類友だから?基本一人がスタンダードだから?

というわけで、さみしそうと言う人は仲良しな兄弟がいるのだと思った。

 1人がスタンダードなので、小さいころから一人遊びは大得意。

人形やぬいぐるみを仲間にして一人ママゴト、一人演劇、一人アニソンカラオケ、折り紙、お絵かき、読書、何でもやりたいときに気まま自由に遊んでいた。

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大好きなお菓子が突然消えるなんてことはないし、自分のものを勝手に使われて壊されるということもない。快適な生活だった。

かといって、人と過ごすのが嫌なわけではない。人といるのはイレギュラーな状況なので、一人っ子にとっては大イベントになる。

同年代の子供と遊べる機会は遠足や遊園地に行くようなもの。イベントなのだから、はしゃいでしまう。 

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しかし非日常体験なので、楽しいけれど疲れは出てくる。だから沢山楽しんだ後は、一人の空間という日常に戻り心身を癒し本来の自分を回復させなければならない。

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これが、一人っ子でない人には理解されにくい性質なのかもしれないと思う。

 

それから、何かと大人の中に一人ポツンと居ることが多かった。私は幼児の頃、とても大人しく育てやすい子だったと母は言う。横に座らせると、動かず、ずっと大人しく座っていたとの事。そんな性格もあって、母は現代風に言えば女子会にもよく連れていってくれた。

 

そしてそこでの私は何をしていたかと言うと、親たちの会話を聴いていたのだ。

大人たちは、私が内容を理解出来ないだろうと、大人な会話をする。

でも、私はしっかり聴いている。内容がぼやんとしかわからなくとも、犬や猫のように、その場の空気、感情は読み取っている、そうして大人を観察していた。

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私のように、一人っ子は大人だけの会合に触れる機会が多いと思う。

一人っ子が生意気と言われる所以は、こんなところにあるのかもしれないと思う。

でも「生意気」という発言は、自分が見透かされてるような気分になるのがイヤな人から出る言葉だったのだと、大人になった今はわかる。

 

一人っ子には一人っ子にしかわからない世界観がある。そのせいか、一人っ子との空間は心地がいい。兄弟のいる人の話は新鮮で刺激的で楽しいとするならば、一人っ子同士での会話は癒し系な感覚。

そのせいか、一人っ子の上司や社長さんと、とても気があって、とても可愛がってもらえた。

私は一人っ子で良かった思っている。きっとそれは、身近で足を引っ張りあっている兄弟を目の当たりにしたり、自分が今、とても恵まれた人間関係の輪に居させてもらっているからなのだと思う。

しかし一人っ子ももちろん、デメリットの点もある。小さいころは、ケンカ後の仲直りの方法がわからなくて、ケンカをしたら最後、仲直りの仕方がわからないので絶交になってしまっていた。

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でも幸いなことに、成長過程で兄弟のいる親友たちに導いてもらったおかげで仲直りの方法などを学習させてもらった。

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それでも一人っ子は、個人主義がデフォなので、支配的な感情をもった存在や、我欲の為に人の時間を奪おうとするタイプは好かない。決して人嫌いなのではなく、一人っ子が故に大切に育てられた自負があるから、自分を大切にしない人間を見極める勘が働くのだと思う。

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人間の心理に、返報性の法則というものがある。親切にされたら親切にしたい、何かをもらったらお礼をしたいと思う。

生まれてきた順番がちょっと違かっただけで親からの待遇が変わる、そういった類の理不尽な経験がない中で育ったからか、感情の法則に一番従順に従ってしまうタイプのような気がする。

だから、そうして何事も、情けは人の為ならず、ブーメランで返ってくるのを感じる力が強いので、まずは何事も自分次第というのも理解した中で生きていると思う。

 

今、一人っ子の子供たちは珍しくなくなった。

私も一人っ子の子供と接する機会もある。一人っ子の子供が私たち大人の中にぽつんといると、きっとこの子も何も聞こえてない、理解していないようにみえても、実はしっかり大人の会話に耳を傾けて聴いているのだろうなと思っているし、一人で居る時間が長い分、色々な妄想をかきたて脳内で充実した日々を過ごしているだろうと思っている。

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