itamania

(。・ω・。)

可愛くない老婆に愛の手は差し伸べられない

neko_cat

2007年のある混雑している車内での出来事。

優先席の手すりにつかまり、杖をついているおばあさんが立っていました。

そのすぐ横の優先席にはイヤホンを耳にはめてニンテンドーDSを無心に押しまくっているリーマンのお兄さんがいました。

あまりに夢中で気が付いていないようなのでそのお兄さんのひざをチョイとタッチし目が会ったところで

「席替わっていただけたらと思うのですが」

と言い私の前にいるおばあさんを指差したところ

お兄さんも、はっとした後すぐに、笑顔で席を譲ってくれました。

だから、そのおばあさんに笑顔で

「席替わってくれましたよ。どうぞ」

と言ったら

おばあさん、

ムキーーっと、みるみるうちにキツイ顔になり

「いえ、大丈夫です」とのお言葉。。。

でも譲ってくれたし、せっかくなので座ったらいかがですか?

と言ったら、

「ほんとに、いいーです、結構です!!次でおりるしホントにいーです!」

と目も見ず下を向いたまま体中を揺らし、かなり迷惑だという口調で断られてしまいました(  ゚ ▽ ゚ ; )

その態度からは

「私を透明人間だと思って!私を無視してちょうだい。私は1人で生きてるの。他人の力なんか借りる気ないわ、ほっといて!」という悲しいオーラが出ていました。

ひざが痛くて座るのも辛いからなのかなと思ったけど、次の駅まであと8分くらいはあるし特急なのでスピードが出てる。

杖をついてる=安定感がないはずなので、急ブレーキなどで転んだら大変だしな。

そう判断して、座ってる人にお願いしたのでしたが、その行為は無意味に終わりました。

今回、断り方ひとつで相手に不快感や困惑を与えるのだなという事を、その老婆に教わりました。

まぁ、断るのは勝手で別に構わないのだけど、

でもね、そういった振る舞いを見ていた周りはどう感じるでしょう。

私は、そんな老婆に断られたぐらいへのかっぱのうちにも入りませんが

その状況を見た人の中には、席を譲ろうとしてもあんな風に断られたら立場なくなるな。

だから席座ったときはたぬき寝入りしよう。

と、思いやりより、自己防衛に走る人が増えるのではないだろうかと思いました。

そんな風にたった1人の感情がじわりと世間にも影響するというコトを、そろそろ覚えたって得はしても損はしないんじゃぁないの、おばあちゃん?なんて思ったりしましたが

そんなムキな顔になって迷惑というほどの拒絶をするなら、始めから杖持って優先席の前に立たなきゃいいぢゃん!

と、一瞬こっちまでその老婆の精神レベルにまで下がりそうになりましたよ。

はっ、いけない いけない:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

もとい

でもこのままでは、席がぽっかり空いたまま。

親切なお兄さんの好意が無になってしまう!!

と思い、立ってもまだなおニンテンドーDSに夢中になっているお兄さんに

「座らないそうなので、席に戻ってほしい。」とお願いしました。

お兄さんは、一度たった手前、元に戻りにくそうでしたが、

最終的にまた座ってくれました。ε=(。・д・。)ほっ

そして降りる前、お兄さんに「さっきはありがとうございました」とお礼を言って電車を後にしました。

あの老婆、おそらく自分の人生を自分で受け入れる事ができずにあの年まで過ごしてしまったのでしょう。

その生き方が、目を合わせる事ができない&うんと下がった口角という形で刻まったのかもしれません。

あの老婆と同じぐらいの年でも、ステキな断り方をされる人もいっぱいいます。

そんな女性は笑顔で「大丈夫よ。気持ちだけ受け取っておくわ。ありがとう♪」とさらっと言われます。

そんな方々はたいてい口角が上がっています。

同じ年月を生きているのに、ここまで他人に対する接し方が違ってくるなんて...。

私は絶対に後者の人生であり続けようと心に誓いました。

好意を笑顔で受け取る事ができる人は、より笑顔になれる出来事に遭遇できる。

しかし、かわいくない年寄りに愛の手は差し伸べることは出来ない。

それは、今幸せだと感じている者だけが、未来に、より幸せになれるパスポートを持っているが、

今不幸だと感じている者には、未来に幸せになるパスポートは持てないという意味と同じことではないでしょうか。

dog

受け取っても良いチャンスが訪れたときは素直になって受け取ること。

それが自分の人生の明暗を作っていくのだと思いましたとさ。