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(。・ω・。)

イタリア映画祭『至宝』感想

らむの泉(*^ー^*)ノ

実際に起こったイタリア大手食品メーカー、パルマラット粉飾決算事件の着想を得てできたという映画だそうですが…

世界中どこの企業でも、危機的状況になれば数字を握っているトップなら誰もが一瞬頭によぎるのであろう金融犯罪。

この映画を通して、企業が犯罪に実際手を染めてしまうまでの一部始終を垣間見ることができると思いました。

オリンパスフタバ産業ライブドアエンロンカネボウ…過去に明るみになった企業だけでも切りがないのに、今もバレていないだけでそういう犯罪を犯してしている企業は沢山あるのだろうと思うわけですが、でも強力なコネがあるかどうかで犯罪になるかならないかが決まるといった感じなのでしょうか。

コネ社会で有名なイタリアでコネがなくなったら、どんなにイタリアを代表するような一流企業だろうがどうなるか…それを物語ってる映画でもあるなぁ…とか、金融業界の知識もなければコネもないメーカー企業が、ケイマン諸島ルクセンブルクに投資会社作ってデリバティブ商品で資金稼ぐといったビジネスに手を出してしまうというのは、金融業界からみたらカモネギなんだろうなぁとか、物づくり大国日本が中国政府や米外資のハゲタカたちにたかられてるのに通じたりもしてる気がするなぁとか、あれこれ思いながら観てました。

ロシア進出もせず、株式上場もせず、いっそのこと洗剤メーカーから出たカリメロみたいに子牛の新キャラを作って萌えアニメを展開すればグローバル企業にはならなくても、犯罪は犯さずに起死回生できたんじゃないか…とか考えてしまうわけですよ。新しい分野に手を出すなら思い切ってアニメ市場に!なんてwww

映画、銀行崩壊にも似たようなシーンがあったけど、数字を少しいじるだけで、世界経済を揺るがす大事件になるとか、毎度言うけど数字の世界は本当に茶番劇だと思う。

知らなければ認識しない、知って認識した瞬間世界が変わるって言うのは、やっぱりこの世界は自分1人の幻想を見てるに過ぎないってことになりますよね。

だって認識してなかったときだって粉飾の事実はあったのだから。

だから、そう考えると経営者のやってることが全く見えない会社の株買うって本当にリスキー。つまり絶対損しない大口投資家っていうのは確実にインサイダー取引してることになりますよね。でなきゃ大口投資なんてするわけないはず。というわけで逮捕されるのはこれまたやっぱりコネのない人ってことになるんですよね。ホリエモンみたいな。

それにしても文化を知らないで他国に入って痛い思いをしてる企業って腐るほどあるんだろうなぁ。

映画で言えば、ロシア進出に失敗して、それをロシア人の人が「ロシアは天国に近い。入るのは難しいが出ることは不可能」ってあったけど、友達にそれを話したら「それは天国ではなく地獄なのでは?」とのナイスなツッコミが入り、そうだよな~と…ww

だからクリスマスイブにロシアに逃げた?社長が奥さんに言うセリフのときは、天国を地獄に変えて言ってほしかったと思いました。あ、でも奥さんにとったら仕事で構ってもらえなかった旦那さんと二人ロシアでしっぽりできたのだから、天国でいいのか?

あと、いぶし銀のセルヴィッロ氏演じるCFOのエルネストが逮捕前に急いで再建案の書類を作って残したシーンを観ると、彼は心底会社を愛していたんだなぁというのが伝わりました。

でも、あれどっかでも似たような展開?と思い出したら、映画「ハゲタカ」でのアカマの再建計画書を作ってたリュー・イーファと同じじゃんって!

この映画、もしかしてハゲタカ観てから作った?なんて思ったのでした。

ちなみにleda社、架空の会社なのにHPがあるって。http://www.latteleda.it/

らむの泉(*^ー^*)ノ