itamania

(。・ω・。)

イタリア映画祭『天空のからだ-Corpo Celeste-』感想

最初観るつもりなかったけどパンフレット見てたら興味が湧いて、結局当日券で観ました。

 

この映画で、日本のテレビ番組で知るイタリアの素晴らしい田舎生活の世界とは正反対の闇の部分、閉鎖的な南イタリアにおける村社会の日常を知ることができる映画だと思いました。

 

カラブリアってあんまり良い話し聞かされた事ない上に、こんな映画を観たら、ますますカラブリアへのイメージがダウン…。

 

そしてカトリック信者どころか聖職に就いても救われずに苦しもがいて自分の事しか頭にない大人たちを冷めた目で見つめる13才の主人公少女。

 

自 分も13才のころ、先生たちの職権乱用(感情のコントロールが出来ず、夫婦喧嘩の苛立ちから、たまたま目の前にいた何もしてない生徒を連打で殴るオヤジ教師。生徒にからかわれ、すぐに泣く新人女教師。校則違反で取り上げた物をを返却するどころか、すぐに私物化、平気で生徒の前で使う女教師など挙げたら切り がない。)を見て育った私は先生という職業に全くもって憧れず、冷めた目で教師を見ていた子どもだったので、主人公の気持ちと重なった。

 

思えば私の育った地域は大都会に潜むダウンタウンみたいな場所で、カラブリアのような田舎ではないにしても、了見の狭い似たような空間で生きてきたのだと思う。

 

アグリジェントで夜、子どもたちがゴミ集積所に沢山集まって何か探し拾いしているような光景も目にしたことがある。

日本じゃどんな田舎に行っても絶対見ない光景なんじゃないかな。

 

大西洋の魚介類しか買わない、地中海は移民に失敗した人の死体がいっぱいでそれが魚たちのエサになってるから、と言ってたセリフが印象に残った。

 

Corpo Celeste [Italian Edition]

Corpo Celeste [Italian Edition]