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(。・ω・。)

映画『宮廷画家ゴヤは見た』を観た

らむの泉(*^ー^*)ノ

家政婦は見た。

ではなく

宮廷画家ゴヤは見た』を観た。

18世紀末の激動のスペイン、宗教の自由、表現の自由言論の自由を抑圧し、恐怖で人々を支配した時代を宮廷画家のゴヤ目線で見た映画。

まるで市原悦子さんが主演かと思うような題名ではありますが原題は「Goya's Ghosts」。ぜんぜん違う~w

でも、これ見ると当時の異端審問所がどんなものであったのかが良くわかる。

男性がトイレであそこを隠しただけでユダヤ人疑惑(割礼隠し)とか

豚肉をたまたま食べなかったところを目撃されただけでユダヤ人の疑惑をかけられ異端審問所行き。

そして拷問。

拷問によって告白したものが証拠となり、もう二度と外の空気を吸える日は来ない。

本当に異端児だったならともかく、

厳格なカトリック信者なのに、調査してる人の勝手な思い込みで

異端審問所行きにされて拷問、一生囚われの身だなんてたまんないなぁ。。

理不尽としか言いようがない。

最近、足利事件裁判員制度をきっかけに冤罪が話題となっているようだけど、

いつの時代も、こういった理不尽な事ってなくならないよね。

写真とかビデオとか証拠を押さえる記録媒体にしたって巧妙な工作によって、かえって真実とは違う証拠になってしまう場合だってあるし。

うーん

裁く側の目に「思い込み」といった曇りがかかると、結論は結局そっちに向かっていく。

血液型で人の性格を決め込むのと同じように。

レッテルを貼る、といった言葉もあるけれど、人は見たいものを見て生きている…

とはまさにこのコトだと思いました。

見ごたえのある映画だった。

ちなみにこの作品を作ったミロス・フォアマン監督はユダヤ人で、両親はアウシュビッツでナチにより殺されたそうです。

(ログともブログ、2009年6月17日、執筆)

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