読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Blog itamania

(。・ω・。)

続・夏果てて秋の来るにはあらず......突然の別れ話は突然か...?

************************************

昔、ビジネス編で書いていた『夏果てて秋の来るにはあらず...』ものを

男女編に変えてログともで紹介したらとても反響のあったものです。

ログから来た人は懐かしんでくださいね♪www

************************************

『夏果てて秋の来るにはあらず...』

吉田兼好の徒然草第155段のくだりの1節。

これは、夏が完全に終わって翌日から急に秋になるのではなく、

秋は、夏の間から除々に忍び寄っていて、ごく自然に夏と入れ替わるということ。

つまり、

夏の間に秋の気配が作り出されているという意味。

この言葉が、映画『失楽園』の中で、人事異動の例え話として出てくる。

職場の人事異動も一夜にして決まるのではなく、前々からの実績や事情が考慮されたうえで決定していく。

告知された方は、突然言い渡されたかのように思うが、実はずいぶん前から会社の方では決めている。

その日まで知らないのは本人のみ。

『夏果てて秋の来るにはあらず』

この言葉は恋愛や結婚生活の突然の別れ話にも当てはめる事ができると思う。

例えば、昨今多くなった熟年離婚。

別れ話を切り出された夫は、

妻に突然別れを言い渡されたかのように思うかもしれないが、

それは一夜にして決めて言ったのではなく、

徐々に別れたくなる要因が増え最終的に決断し切り出した...というような具合。

切り出すまでに、妻の方はちょこちょこ信号を送っていたはずだが、その気配に気がつかなかったのだ。

いや、気がついてはいたが気付かないフリをしたのだ。

そして突然の三行半に夫は驚く。

そんなバカな!と。

だから秋が来たとき驚かないためにも、夏のうちに秋の気配を読むことが大切になってくる。

人は本来、気配を察知する能力を持っていると思う。

しかし、人間、自分に都合の悪い気配は感じたくないものである。

そうした心理が、気配の感度を鈍くする。

そして、見てみぬフリをするから、しばらくほっとくと、コトは大ゴトになっている。

『夏果てて秋の来るにはあらず』

何か想定外だと思うような事態が起こったとき、

この1節を思い出せば、実は想定内だったと頷けるかもしれない。

気配を読んだ上でどう動いていくのか…

それによって未来の方向は大きく変わる。