itamania

(。・ω・。)

映画『インセプション』感想(ちょいネタバレ注意)と夢落ち論♪

「人は寝ている間、夢を現実だと思っている」

そんなよーなフレーズもあったけど

これ私風にアレンジしてあべこべにすると

「人は、記録がない現実を夢と思うことができる」

何が言いたいかっていうと

今は現実を記録する媒体が山ほどあって

(正確には「共有した時間」を証明として記録し保存する)

しかも最近なんて、クラウドコンピューティングの時代。

Evernote(エバーノート)やTwitter(ツイッター)などのようにリアルタイムで

世界中の人に自分の呟きをお知らせしたり、音声やら画像やら何でもかんでもクラウドで

記録保存できるツールまである始末。

しかも所在地つきで。

といってもまだ、サトラレレベルに至ってないのが残念というべきなのか救いなのか??は置いといて。

(実現化されてたとしても世界的にクラウドレベルで認知されてないから至っていないとするけど)

しかし、そのよーな記録というか

もっとアナログなツールすらなくて

(絵とか文字とか物質を証拠として動かすとか)

そして2人で共有した2人でしか知ることのない出来事があり

片方に、その現実の記憶がなくなったら…

もう片方の人は、同じく2人で共有したはずの現実を現実として捉えることができるだろうか。

いや、

本人にとっては共有した記憶があって現実であろうと、

片方には記憶がないわけで

そこに証拠がなければ

それは真実なのか真実でないのか真相はわからなくなる。

証拠がないのだから現実体験した本人は混乱するだろう。

(夢と現実で感じる感情は同じなのだから。)

本人でさえ混乱するのだから、ましてや第三者にその現実が伝わったとしても、それは第三者のフィルターがかかった現実となり

もはやその現実は現実ではなくなる。

真相はもう誰もわからない…。

ということは、この世界は、実は本当の意味の真実ってあんまり意味がない。

真実が重要かどうかに固執するってのは、損得勘定からくるものであって

得したい人たちが自分たちの有利なように真実を作り出し

他人にその自分に有利な真実を共有させようとしてるにすぎない。

だから、歴史なんてーものだって過去の産物であり、

勝者によって作られているし

(厳密には、それぞれが都合のいいように残してるから結局統一されていないけど)

遺品などの証拠があったにせよ、いろんな人の仮説という名の創造話だからこそ、

いろんな説があって時がたつと、あれは実は…なんてあっさり覆されたりするわけで…。

(新しい遺品が見つかったりなんかしてね)

だから、歴史もおもしろいんだろうけど。

でも、そんな夢落ち論を友達に話すとこわいこと言わないで~とか言われて

すごく面白イヤがられたりすことがあるけど…w

けれど、この映画は、そんな夢落ち話が好きな人にはオススメの映画だと思った。

夢の中で

夢を見て

その夢の中で

また夢を見る。

その夢の中でも

また夢を見る。

そうして夢の階層を深く深く降りていく。

昔、恋愛映画で何度死んでも夢で…とかいう映画を観たことがあったけど

あ、「恋はデジャブ」だ。

あれは単純な1階層の夢をループしてる流れだったけど

この映画は、夢の階層を深く降りていくし

しかも複数人での夢の共有というところが、複雑でおもしろい。

中でもおもしろいと思ったのが

夢の階層における時間差。

この映画では、

夢に深く深く入っていけば数十年の時間を作り出せる。

2人以上が夢を共有することになれば、

やはり時空間というものは必要不可欠になるのかもしれない。

でも夢の中での時間を他人と共有できるとなったら…

それこそ、現実と夢の境界は難しくなる。

現実の再現の夢は、現実と夢との境界線を作り出せなくなるから創造しない方がいいったって

潜在意識が現実再現を意識してしまったら、その夢を消すことは難しい。

それほどまでに潜在意識はディープな記録で

だから薬物による幻覚で苦しむ人ってのは、こういう潜在意識に苦しめられてしまうのだろうと思った。

自らが作り出した創造物によって自らが崩壊していく。

だから感情が大切だし

その感情を生み出す動機はもっと重要で

その動機を探るには潜在意識がキーになっていて…

それを夢で引き出すんだけど

他人の夢に入り込んで、その重要な秘密(情報)を聞き出すには

顕在意識で動くわけだけど潜在意識がジャマして…

う~ん、まるでメビウスの輪みたいだ。

でもそれらを自在に操れるレベルってのが現実社会では勝者と呼ばれている人たちなんだろうね。

それにしてもこの映画って

夢の植え込みというテーマに加え

感情&動機&潜在意識&顕在意識バトル

とか

渡辺謙のあるセリフで

「沈まぬ太陽」を観た人をニヤっとさせようとわざと入れたセリフだったか?

とか

終わり方にしても

意味ありげなところが随所にあって楽しかったなぁ。

だけど最近こういうアバター系というか、仮想空間というか

「現実の本人たちは寝てるだけ系」映画ってはやりなの?

ちょっと思い出してみると「サロゲート」や「アバター」なんかが頭に浮かぶけど。

昔から色々あるけど、単に私のマイブームなのかな?

この手の映画って「マトリックス」が原点?

似たような映画「現実の本人たちは寝てるだけ系」…もっと観たいなぁ。

誰か似たようなのでオススメあったら教えてください♪。

あ、そうそう

他人の夢に入るといえば

私の大好きなコミック

「ときめきトゥナイト」にもでも出てくる。

蘭世も確か真壁君の夢に閉じ込められちゃって死神さんに助けられたことあったなぁ~♪

夢といえば

私の夢の中に出てきた

近未来型のエレベーター

はやく現実に出てきて欲しいんだけど。

一部の人には話したことあるけど

このエレベーターがあれば高層ビルにおける人命救助にかなり活躍できるんだけどね…。

と、さて次はどんな夢を見ようかな~♪