itamania

(。・ω・。)

浅田次郎の講演会で聴いてきたこと

浅田次郎氏の講演会に行ってきました。

色々な話題があったけど

私が印象に残ったのは

読書人とは

読んで書く人のことをいうのであって

本を読むだけの人は読書人とは言わない。

漢文で、読んで字のごとく

読んで書けるという意味だから…

それは中国では極限られた偉い人のことをいうからそんな言葉があったけど

日本人は、ほぼ全国民が読んで書けるわけで

当たり前のことだから読書人という概念がない。

な~んていう話から始まって

なぜ、異常なスピードで明治維新を遂げることができたのか…について。

この明治維新マジック…

それは、他国では考えられ程の

日本人の識字率の高さにある。

と言っていました。

江戸時代に

引退した侍の道楽の文化として

読み書きできない子供がいてはいけない…

とういうことでできた寺子屋システムがあったり

住める場所が少ないという国土の形状が

関係していると言っていました。

そして、当時の中国のような女性蔑視の国ではありえない

日本では、どこの寺子屋にいっても女子クラスというのがあるのも

明治維新マジックにつながっているとも…。

ちょうど、龍馬伝を欠かさず観ている私としては

番組ととてもリンクするお話。

あの時代に、恋文のような手紙のやりとり。

女性たちが普通に読み書きできるから

男性たちも想いを手紙に託すことができたり

あるいは、スパイのような役をさせられ、報告書を書かされたり…

確かに情報を伝達する手段を上層部だけで独り占めしていたら

明治維新マジックなんてのは成功しなかったかもね…。

あと、

読書をしないと化学の進歩に歯止めが効かなくなり危険だから本を読んで欲しいと訴えてました。

つまり

読書をしない専門家が増えると、

モラルが欠如した中で化学が発達し、

いずれ人間が制御できなくなるほどの威力になり

自らが作り出した化学の力によって

自分たち人間&地球が危険にさらされるから

ということでしょう。

この手の映画よくありますよね。

例えば2001年宇宙の旅とかターミネーターとかサマーウォーズとか…。

だから、バランスを取るための道具としての読書ってことなんでしょうね。

あ、あと芸術のことも言ってた。

芸術は娯楽だったのに

近代離れてしまったのはアカデミズムになってしまったから。

それに

芸術にはお金がかかる。

お金がかかるからスポンサーが要る。

そうしてパトロンが自分の中だけで楽しもうと独占し囲い込んだから娯楽ではなくなってしまった。

とか。

他にも色々、印象に残った楽しいお話盛りだくさんだったけど

書ききれないのでこのへんで…。